2008年12月28日日曜日

CentOS5+HP ML110 G5

CentOS5のHP Proliant ML110 G5へのインストールメモ

1.準備するもの
・HP Proliant ML110 G5(OSなし、RAID1構成用内臓SATA HDD2台(オプション))
・CentOS5のインストール用ディスク(DVD1枚、あるいはCD4枚)
・FD(1枚、1.44MB)(ドライバディスク用; USBメモリでも可能か)
・Linuxパソコン(ドライバディスクを作成するため; Windowsパソコンでも可能か)

2.ドライバディスクの作成
1)次のサイトよりHP Proliant ML110 G5のドライバディスク(ddファイル)をダウンロードし、Linuxパソコンに保存する。
http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/SoftwareIndex.jsp?lang=en&cc=us&prodNameId=3577715&prodTypeId=15351&prodSeriesId=3577708&swEnvOID=4006&taskId=135&swLang=8#12212

(Part1が本体で、Part2は解説)
ddファイル:cpq_cciss-3.6.18-11.rhel5.i686.dd.gz
2)端末を開き、GUNZIPコマンドでddファイルを展開する。同じディレクトリに同じ名前のファイルが生成される(cpq_cciss-3.6.18-11.rhel5.i686.dd)。
3)これを次のコマンドでFDにインストールする。LinuxパソコンにFDDがないときは、USB接続の外付FDDを用いる。
# dd if=cpq_cciss-3.6.18-11.rhel5.i686.dd of=/dev/fd0 bs=1440k
ただし、/dev/fd0 が正しいかどうか確認すること。これでドライバディスクが作成できる。

3.HDDのRAIDの設定(オプション)
オンボードSATA RAIDコントローラーでRAID1の設定を行う。

4.BIOS設定
サーバのBIOSを開き(起動時にF10を押す。)、DVD-ROMから起動するように設定する。

5.CentOS5のインストール
CentOS5のインストール用ディスクをDVD-ROMに入れ、サーバを起動させる。(サーバにFDDがない場合は、USB接続の外付FDDをセットしておく。)CentOS5のインストール画面が表示されるので、boot:linux dd と入力する。しばらくするとdriver diskの有無を問われるので、Yesをクリックし、上で作成したFDをFDDにセットし、OKをクリックする。ドライバの読み込みが始まる。読み終えると、更に追加のドライバディスクがあるかどうか聞かれるので、NOをクリックする。システムが自動起動し、GUIモードでのCentOS5のインストール画面が表示される。あとは通常の手順でインストールする。